アマモトブレースは、先代である父が平成元年に創業し、義肢や装具を作製し提供して参りました。創業時は従業員2名からのスタートでした。
私は幼少の頃から、職人達が全て手作業で完成させていく製品を間近で見ていたので、自然と自分も作製したい、お客様に喜ばれる装具を作りたいと思うようになりました。自身も義肢装具士となり、お客様と色々お話しする中で、「装具はあまり格好良くないけど仕方がない」という、ネガティブな側面を目の当たりにしました。義肢・装具は機能が重視される特性上、デザインに自由度が少ないという欠点があります。
私達が一生懸命製作した装具は、喜んで装着して欲しい。装具をネガティブな物でなく、ポジティブな物に変えたい。そんな想いを胸に、20代の頃はドイツで3年半、整形外科靴の修行に励みました。靴型装具は特に長期使用される方が多いので、もちろん機能は最重要ですが、装着したくなるような格好良さも、私は大事にしたいと思っています。
アマモトブレースは令和元年に株式会社へと変わり、私が代表取締役に就任することとなりました。お客様の声を丁寧に聴く姿勢を大切に、喜んでいただける製品の提供を目指し、従業員一同日々研鑽して参りたいと思っております。
代表取締役 天本 恵輔